2011年8月30日火曜日

2011 北海道マラソン


2011年8月28日、午前11時45分、僕は未知なる試練のスタート台に立っていた。
アルペンレースの対極に位置するスポーツ、フルマラソン。
気温28.9°、湿度50%。直射日光が容赦なく照りつけるアスファルトの上に自分がいる。
無防備なようだが、自信はある。
大丈夫だ、3ヶ月前から準備はしてきた、そう心のなかでつぶやき号砲を待った。
真剣に走り始めたのはいつだったろうか?
4年前の春だ。
アルペンレースに復帰しようと決めたからだ。
最初は4km程度ランニング。
函館ハーフに出場すること3度。
いつの日からか42.195が憧れになっていた。
ハーフ程度でマラソンやってますとは言えない。
一度走ってみたかった、フルマラソン。
自分に走りきる能力があるのか知りたかった。
その気になれば大抵のことはできる。
できるように周到に計画を練り、実行に移す。
ただそれだけのことだ。
そしてこの日がやってきたんだ。
ポケット中になんとメガネの入ったメガネケースがあることに気づいた。
荷物は預けてしまったし、時間がない。
しょうがないからコンビニの裏に隠してきた。
全くなにやってんだ。
もう一つ忘れたことに気づいた・・・・胸に絆創膏を貼るのを忘れた。
まあ痛くても我慢しよう。
12時10分いよいよスタート。
体は軽く、何の疲れもない。
それもそのはず、自分の計画ではそうなっているのだから。
ガーミン405が威力を発揮した。
1km毎にタイムを教えてくれる。
5'10、ちょっと速いからペースを落とせ、先は長い。
これは正真正銘のフルマラソンなんだから。
5'30 よし丁度いい、その調子だ。
家族の応援が力になった。
普段は絶対に走ることが許されない創成川のアンダーパス。
ランナーの足音がこだまする不思議な空間。
給水所では塩を入れながらしっかり水分補給。
35kmでまた家族の応援が後押しをしてくれた。
ここからが正念場だが、幸い足は痛くない。
ひたすらゴールのことだけを思い浮かべ、残り7kmを気力で走りきった。
普段見る札幌の景色も、ランナーとしてみると極端に狭く、夢の中のような気がする。
この日ほど走るのが楽しかった日は今まであったろうか?不思議なものだ。
人はなぜ4時間も走り続けられるのだろうか?
その答えは自分にしか分からない。
もし今回のマラソンが何か強制的な試練であるならば、耐えられなかっただろう。
他の人には分からない高尚なスポーツであることは確かだ。

2011年8月25日木曜日

サーフィン5日目


salomonのO氏よりlongを譲り受けました。
これです。
格好いい。
RANDY FRENCH ランディ・フレンチ 9'4'' Dino Miranda Model

始めることにより分かること。
とういか、その連続です。
やらないと分からないこと。
当初考えもしなかったこと。
サーフィンとかけて、リフトのないスキー場とときます。
その心は・・・・・。
滑り始めるまでが大変です。
サーフィンの80%はパドリングにあり。
知らなかった・・・。
いい波が来ているときは、白波、専門用語でwhite water、スープ、が多く、沖にでるのが至難の業。
5日目にしてそんな思いを経験しました。