2012年6月7日木曜日

≪JAL千歳マラソン≫


201263日、天候は曇り、気温は12度。
肌寒いが、走るには申し分のない状況だ。
フルマラソンは2回目の挑戦であるが、前回の北海道マラソンは灼熱地獄だったことを考えると、タイム更新、サブフォーを狙いたいところである。
自信と不安が入り交じる。
アルペンレース原田カップからまだ1ヶ月も経っていない。
まだ体ができあがっていないのは明らかだ。
42キロを走りきることができるのだろうか?
ふくらはぎが痛くはならないだろうか?
それなり練習したので、完走はできるだろう。
でも、走って見ないことには分からない。
この時期42キロを経験することで、北海道マラソンへむけてのトレーニングにもなる。
「とにかく全力で走りきろう。」
結果はどうあれ、自分との戦いに勝つことが大切である。
スタート直後の渋滞はさほど気にならなかった。
折り返し地点までは緩やかな上りが続くが、1時間49分、キロ450秒のペースをクリアできた。心拍数の上昇も感じられない。走っているのに何も感じない。中庸な走りとでも言おうか。
折り返しを過ぎてからすぐのこと、下りなのにタイムがでない。
むしろ大腿部に疲れを感じ始めた。
28キロを過ぎてからは明らかにペースダウン。
足が重くなって、前に進まない。
どんどん抜かれ始めた。
まさに30kmの壁であった。
結局後半なにもすることができず、惰性でゴールしたような感じになってしまった。
それでも3時間3520秒。
目標のサブフォー達成であるが、悔しい気持ちのほうが大きかった。
課題が浮き彫りになったことで、北海道マラソンへ向けて、明確な練習ができるだろう。30kmの壁を克服すること。
灼熱の太陽のもと、さっそうと走り抜ける自分を夢見て。